マンドヴィで二つの出会い

国境地帯から海岸線を下りながらマンドヴィに向かおうと思っていたんだけど 思わぬパーミットトラブルに見舞われて断念
直接マンドヴィ行きのバスに乗り込んだ

インドの公共バスはおんぼろで そのときわたし達が乗ったのももう30年くらい走っていそうな代物
違う場所で同じようなバスに乗っていたら運転中にシフトバーがすっこ抜けちゃって 近くの乗客が大笑いしていたこともあった
おんぼろだし 道もぼこぼこだから運転中よく跳ねる
最前列の席が一番揺れも少なくて快適なんだけど このときは一番後ろの座席しか取れなくて じっと内臓まで響くような揺れに耐えていた
そしたら一つ前の席に乗っていたインド人の若者が なんやかんや話しかけてくる
英語みたいなんだけど あんまり聞き取れなくて 適当に返事して「めんどくさいなあ」なんて思っていたのに
その3人は途中止まった村でブドウを買い込んで わたし達にもたくさん分けてくれた
現金なわたしはすぐに彼らの印象が良くなって バスを降りてからも一緒に行動することに
わたしたちは「ゲストハウスを探しているんだ」と言ったんだけど 彼らと一緒にリキシャに乗り込んで着いた先はなんとビーチ!
あれーなんかやっぱり話し通じてないね~と言いつつも さっそくビーチに来れてしまってうれしい☆
大きなリュックを背負ったままみんなで海岸を歩いていく

インド人て水着を着ないんだなあ
男の人は上半身裸 ズボンのままで海に入っているし 女の人はサリーのまま!
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砂浜ではラクダや馬を連れた人たちが歩き回って「キャメルライディングいかが~」と営業中
ラクダのうんこが波打ち際をコロコロ漂っているよこで 楽しそうに海に入る人たち・・・
それを見たときはちょっと抵抗があったけど 足を入れてみるとやっぱり海って気持ちいいな~
海岸沿いにはたくさんの発電用の風車が並んでいるだけあって 砂浜を吹く風はかなり強い 足に当る砂粒が痛いほど

砂浜にはラクダに乗った観光客の写真を撮るのを仕事にしている人たちがいるんだけど
妙に一緒に写真を撮ってほしいと頼まれるなあと思っていたら 写真屋の1人が「あの珍しいやつらと一緒に撮るのはどうだ」と営業していたみたい!

こらー!

勝手に人をダシにして売り出すんじゃない!
知らないうちは一応愛想よく写真に応じていたんだけど 気づいてからはさりげなくそのおじさんを避けていたら やっと諦めてくれたみたい

結局3人の若者にはバスターミナルの近くのゲストハウス探しまで手伝ってもらっちゃった
みんなでジュースを飲んで 彼らをバスターミナルまで送っていく
最初話しかけられた時は「うっとっしな~」って思っていたのに たった何時間か一緒にいただけで 別れがさびしくなってしまう
今日撮った写真を送るねと約束して 3人のバスを見送る

知らない人と話すのは大嫌いだし 苦手な英語で話すこともすっごくストレス
よく「旅は人との出会いだ」って言うけれど あたしは影から現地の人を見ているだけで満足派
「人との出会い」はどっちかっていうと避けているけれど 避けているはずなのに「出会い」って必然なんだなあって不思議になってしまう

マンドヴィではもう一つ不思議な「出会い」があった
朝の散歩のあと宿に戻ったら 怪しい人とすれ違った 
東洋人みたいなんだけど お坊さんのような格好をして笠をかぶって杖を持っている・・・・何者?
ダンナはんが挨拶して判明したんだけど なんと彼は日本人のお坊さんだったー!
夕方一緒に食事をして 話を聞いたんだけど 40年前にインドに修行に来てから ほとんど海外で過ごしているそうだ
ヒンドゥ語もぺらぺら ロシアやウクライナにも15年ほどいたとか
もはや日本人じゃない! 世界人!?
今回はパキスタンとの国境近くで行われるお祭りに参加するためにやってきたそうだ
満月の日に行われるお祭りで 周りから100万人の地元民が歩いて集まってくるらしい
100万人? ほんとに? すごい規模だなあ 
暑い日中を避けて夜中に行進をするんだけど 道中にはたくさんのテントが立てられていてそこで休めるし
歩いているとご飯や水やアイス!を配ってくれる車もあって それを食べながら楽しく歩いていくんだって~
うへーわたしも参加してみたいー!
だけど行われるのはパキスタンとの国境近くの海岸らしくて このまえとっ捕まった前科?もあるし
今度見つかったら この前みたいにお咎めなく解放してはもらえないだろうなあ
ううう 心ひかれるけどやめておこう・・・
お坊さんは中国人とインド人の若者を連れての旅行中だった
わたしたちのご飯も「これもご縁ですからね」とごちそうしてくださり こっちが誘ったのに申し訳ない
ダンナはんが「今までお坊さんにお布施をしたことは何度もあるけど ごちそうになったのなんて初めてだ~」と言って大笑い

でも本当にわたしの中にある「お坊さん」のイメージから大きく逸脱した面白い人だった
話をしていてもちっともえらそうなところがなく 穏やか
何かを尋ねたときに「それはね こーでこーでこーで」と説明される感じがなくて あんまり核心的なことを言わないのも不思議な感じ
なんか話をはぐらかされるような ふんわりとしたことを言うんだ

次の日お別れするときに「あまり人に心をゆるさないようにしてくださいね」と言われた
え? どういう意味???
ただ単に「簡単に気を許して インド人にだまされないようにね」って意味なのか はたまた人生全般に対する大きなアドバイスなのか?
あとでバスのなかで彼と考えてみたんだけど よくわからない
でも急にそんなことを言われたからなんか心に残ってしまった
「あんまり人に心をゆるしてはいけませんよ」
人との出会いに感謝した直後に この言葉か・・・なんか重たいわ~
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by oisiitabi | 2010-04-05 18:31 | インド


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